満を持して!

パナレーサーから、満を持してチューブが出るみたいですね!

ずいぶん温めていた感じがしますが、考えてみればパナレーサー自体は、ポリウレタン系のチューブの元祖と言われるTXーαを、80年代に発売していました。

好きなお客さんがよく使っていたのを覚えています。

あれから時がたち、海外から軽量チューブのブームが起き、各メーカーからいろいろな物が発売されてきました。

お値段も様々で、高いものは6,000円近くするものも(タイヤの値段かい!(笑))

そして今回、パナレーサーから発売されたPURPLE LITE! 

写真はCycle Sportsさんから

カッコいいですね~

メーカのイメージカラーのバイオレットのチューブです。

まあ付けてしまえば、見えなくなっちゃうけど(笑)

お値段も、1,800円とお手頃価格!

PURPLE LITEの特徴は大きく3つあります。

まず1点目が、リムナットがついている点です。

リムナットとは、自転車のタイヤのバルブ根元にあるネジ部分で、タイヤ内の空気圧が減ったときにバルブが中に入らないようにする役割を果たします。

これにより、チューブのズレ、空気を入れる時バルブが中に入ってしまうことが無くなり、空気を入れることも簡単になります。

2点目が、バルブの先端側が金属製となっている点です。

多くのTPUチューブは製造上の理由と軽量化のため、バルブステムが樹脂製であることが多く、径が太い製品はリム穴に入らない、ポンプヘッドが固定できない、バルブコアとの継ぎ目でエアが漏れる、高温になる電動ポンプが使えないなどの欠点があります。

しかし、PURPLE LITEはアルミ製のバルブステムを使っています。

そのことによって、近年増えている電動ポンプに対応可能であることに加え、リムナットやアルミ製バルブナットでしっかりとバルブを固定し、TPUチューブの弱点であるバルブ周りをしっかり保護することができます。

後発の製品であり、いろいろな所が改良され、使いやすくなっています。

こちらの製品は、ディスクブレーキの自転車の方や、チューブレスレディの手間が気になる方におすすめのチューブです。

近年は、ディスクブレーキが大幅に増え、加熱の心配があったリムブレーキが減っていることからも、TPUチューブの利用は増加しています。(当店は、リムブレーキの自転車の方のTPUチューブの使用は加熱の心配があるためおすすめしていません。メーカーでも禁止してるところが多いです。)

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